多年草化稲の研修会

 

★ 2018年12月13日:

2019年度多年草化稲の研修会の募集を開始しました ★

 

★不耕起・冬期湛水の田んぼ

田んぼを耕さなくして、稲を刈った後の藁を田んぼに戻して、冬の間も水を張る(=冬期湛水)と、生き物がたくさん湧いてきて、たくさん戻ってきて、田んぼは生き物の命の循環(=食物連鎖)の中で生命力のある美味しいお米が作れるようになります。そして、肥料は年々少なくてすむようになると言われています。もちろん農薬や化学肥料は一切使いません。

耕さない田んぼではトラクターも不要ですから、燃料が大幅に節約できるだけでなく、排出ガスによる大気汚染も大幅に抑えることができます。さらには、耕した田んぼから発生するメタンガスは二酸化炭素よりも25倍もの温室効果があると言われていますが、その発生量も化学農法の十数分の一まで減らすことが出来ます。

耕さない田んぼの米作り、すなわち不耕起移植栽培は、千葉県香取市で岩澤信夫先生が今から20数年前に提唱された農法ですが、その後の技術的な進歩と、とりわけ冬期湛水と組み合わせることで一石数鳥の利点がある、環境再生型稲作として注目を浴びています。

★稲が多年草化

5年前から、実習会場の田んぼではその前の年に植えた稲が冬の寒さを乗り越えて、4月に再生し、秋には見事に実るという現象が起きています。それを稲の多年草化と呼んでいます。それは前代未聞の出来事で、過去に例がないかもしれません。岩沢先生の「寒さの中で鍛える苗作り」と不耕起・冬期湛水の水田がそのような強靭な稲を作り出したのは疑いようがありません。

おそらく来年もまた稲の多年草化が起こるだろうと推測しています。

この研修会では、不耕起・冬期湛水の米作りをきちんと学び、

その上で、どのようにすれば稲の多年草化は起こるのか、そのメカニズムの解明と、多年草化を栽培技術化する可能性を追求します。

田んぼの夢追い人にぴったりの研修会です。

P1070695 2015年の多年草化

img_2421 2016年の多年草化

 

〇千葉県香取市で2002年から開催されている自然耕塾で岩澤信夫先生直々に学んだ第二期卒塾生が、その後農家となっていて、講師を務めます。

〇講義会場は都心や横浜から1時間から1時間半ぐらいで来られる、交通の便のいいところです。

〇実習をする田んぼは長く耕作放棄されていた田んぼ地帯(上の写真参照)を9年前に復活し、冬季湛水したところ、昨年神奈川県の絶滅危惧種IB類に属すホトケドジョウが復活して繁殖していることが判明しました。今後どのような生き物が戻ってくるか、大変興味が湧きます。

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(生き物調査で捕獲されたホトケドジョウ)

〇講義を半分、実習を半分とすることで、単に理論を学ぶだけでなく、その実際の現場作業を見たり体験したりして、理解を深めると同時に現場での応用の仕方も学びます。

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(水苗代に苗箱を設置する実習)

〇講義や現場では、在来の耕す田んぼの長所や短所とも比較しながら学ぶなど、米作りの多様なケースについて、「和み農」の視点から幅広く理解できるようにしています。

どうぞ、この興味の尽きない「稲の多年草化」を学びに来てください。一緒に楽しくやりたいと思います。

 

2019年度のご案内

参加費 年間 30,000円  スポット参加: 1回 6,000円
募集人数  20名(最低人数 4名)
開講期間 2018年4月~11月 全6回 (収穫祭は別途参加費要す)
講義会場1 講師の自宅(〒252-0232 神奈川県相模原市中央区矢部2-21-17)  電話:042-757-7163
講義会場2実習田 神奈川県相模原市中央区塩田の田んぼと休憩所
主催 合資会社 大家族 ( 住所は五色塾に同じ )
 日程 毎回、講義と実習が半分ずつとなります。

第1回目

種まき   4月14日(日) 午前10時~午後2時半

第2回目 田植え   6月16日(日)  “

第3回  出穂の観察 8月4日(日)   “

第4回  穂刈り   9月22日(日) “

第5回  稲刈り   10月20日(日)  “

第6回  脱穀と冬の準備  11月4日(日)“

収穫祭 (費用別途1000円) 11月23日(土) “

お問い合わせ・

申し込み

合資会社 大家族 担当 小川 誠 (電話:携帯090-93418229)

メール: nagomi@dai-kazoku.jp、

daichinouta4@gmail.com

 

◎ 申込書はこちら ⇒ 多年草化稲の研修会 申込書

1.募集は申込み順に従い定員になり次第、締め切られますので、予めご了承ください。最低人数(4名)に満たない場合は、開講されません。

2.スポット参加は、受講日1週間前までにお申し込みください。

3.年間受講は途中からでも入塾可能ですので、遠慮なくお問い合わせ下さい。

4.会場への行き方は別途ご案内いたします。

5.持ち物:水田用の長靴(ないし地下足袋)、軍手、手ぬぐい、帽子、たっぷりの水か飲料水、着替え(必要なら)、ノート、鉛筆

6.写真撮影は構いませんが、動画はご遠慮ください。また、  SNSへの投稿は、事前に了解を取ってください。

7.テキストとして『不耕起でよみがえる』(岩澤信夫著、創森社、2,200円(税別))を使います。テキストは事前に購入して、内容をよく把握するように努めてください。

以上

 

 

 

 

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