アオサギの遣い

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住宅地のど真ん中にある私の家の屋根にまたアオサギがやってきた。これで4度目だ。アオサギはとても警戒心の強い鳥で、たいてい50mぐらいまで近づくと、すぐに逃げて行ってしまう。ところが、窓辺でアオサギを見ている私との距離はせいぜい6mぐらいしかない。私に気づいている素振りは見せない。そこに、2分ぐらい立ち尽くしていただろうか。そのあと、やおら飛び立っていった。

写真よりもっと大きなアオサギが私の目の前に降り立ったのは、もう5年ほど前のことだ。その頃、私は大家族の仲間と一緒に耕作放棄地を開墾して田んぼ地帯をそっくり復活させた。

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そこに冬期湛水(一年中水を張ること)して、生物多様性のある田んぼ環境に作り変えることを考えて、ちょうどその原稿を書き終えたときだった。アオサギが屋根に降り立ったのは。私とアオサギの距離は3,4mしかなかったが、アオサギは横顔を見せてたたずみ、やはり私に気づいた様子はなかった。 近くで見ると、とても美しい鳥だった。アオサギは一分ほどで飛び去った。

2度目にアオサギがやってきたのも、やはりその田んぼ地帯の環境再生のことに思いを巡らせていた時だった。やはり距離は3,4mしかなかった。そのときは、庭にまで降りてしばらく庭を歩きまわっていたので、本当に驚いた。

3度目の時もやはり私に横顔を見せてたたずんでいた。決して目を合わせようとはしない。しかし、たとえ窓の中側とはいえ、これだけ至近距離だ。用心深いアオサギが私に気づいていないはずはないと思うのだ。

今、開墾したその田んぼ地帯には行くと必ずと言っていいほどアオサギ(かシロサギ)が1羽ないし2羽いる。つまり、そこはアオサギの格好の餌場になっている。

不思議だ。アオサギのやってくる謎は解けない。ただ、その田んぼ地帯を水田に戻したことと無関係ではないように感じている。

 

 

 

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